どもー、ごろー。です。
この記事を読もうとしているということは、
おうちで豆からコーヒーを淹れてみようかなぁ…
と考えていらっしゃいますか?
コーヒーは、豆の種類、抽出方法、アレンジなど、こだわりだすとキリがありません。
コーヒー器具もそのひとつ。
しかし、大きな出費がコーヒーを飲むさまたげにはなってほしくないと思っています。
今回は私も愛用している、「HARIO(ハリオ)コーヒーミル・セラミックスリム」というコーヒーミルをご紹介します。
- 初心者なので、とりあえずなんでもいいからコーヒーミルが欲しい
- 使いやすくて、管理も簡単なものが欲しい
- 安くて性能はそこそこのものが欲しい
と考えている方に持ってこいのコーヒーミルです!
HARIO コーヒーミル・セラミックスリムのここがおすすめ!
おすすめのポイントは主に2つです。
軽量&コンパクト!
フタや本体はプラスチック、なかの臼はセラミックでできています。
そのため、非常に軽量です!
手で持って挽くタイプのハンドミルですので、軽量なのはすごくありがたい。
また、500mlペットボトルと比べてもわかるように、かなりコンパクトなコーヒーミルです。
ハンドルも取り外し、ひっかけることができるため、収納にも困りません!
コンパクトなので、アウトドア用に持っておくのもアリです!
丸洗いできる!
例えば鉄を使ったコーヒーミルですと、なかなか水洗いをするというわけにはいきません。
その点このコーヒーミルは、臼がセラミック、本体もプラスチックで設計されており、丸洗い可能となっています!
わたしは1週間に1回程度で洗っており、非常に衛生的で気に入っています。
基本情報
部品の説明
まずは、コーヒーミルの部位の説明です。
この用語を使って解説しますので、ぜひ覚えてください!
サイズ・重量・材質
製品サイズ | 幅150×奥行72×高220mm 口径70mm |
重量 | 243g(本体+ハンドル) |
材質 | 臼:セラミック ホッパー:ポリプロピレン ボトル・フタ:メタクリル樹脂 |
ボトル容量 | コーヒー粉24g |
サイズは500mlペットボトルと比べても分かる通り、かなりコンパクトです。(再喝)
材質も丸洗い可能な設計です。
また、コーヒー豆を挽いたときに溜まるボトルの容量は24gですが、ホッパーにはコーヒー豆が30g入りました。
使用方法とレビュー
挽き具合の調節方法
挽き具合はコーヒーをいれる際に非常に重要となってきます。
挽き具合が粗すぎても、細かすぎてもおいしいコーヒーをいれることはできません。
挽き具合の調節方法は、ぜひ覚えましょう!
挽き具合は「粒度調節つまみ」にて行います。
反時計回りに回せば粗く、時計回りに回せば細かくなります。
- Step1時計回りに回り切らなくなるまで調節つまみを回す
- Step2調節つまみを反時計回りに回し、丁度良い挽き具合に合わせる
Step1:時計回りに回り切らなくなるまで回す
調節方法はまず、右に回り切らなくなるまで調節つまみを回します。
つまり、一番細かい挽き目になるようにします。
Step2:調節つまみを反時計回りに回し、丁度良い挽き具合に合わせる
この調節つまみを回すときにカチッと音がします。
この音が鳴った回数を「クリック数」と呼びます。
(調節つまみを回している写真追加、「カチッ」という文字付きで)
コーヒーミルの挽き具合を調節するときの目安になるものです。
例えば「カチッ」という音が3回鳴ったのであれば、「3クリック」と数えます。
挽き具合の目安はコーヒー豆にもよりますが、10~13クリックの間で調節すると丁度良いでしょう。
どうしても決められないときは、13クリックから始めてみて、好みに合わせて徐々にクリック数を減らしていくとよいです!
豆の挽き方
コーヒー豆を挽く手順は以下のようになります。
- Step1挽き具合を調節する
- Step2ホッパーにコーヒー豆をいれる
- Step3ハンドルを回して挽く
挽き具合は先ほど紹介した方法で調整しましょう。
また、ハンドルを回してコーヒーを淹れる際、
このコーヒーミルだと結構力がいります。
ときどき引っかかるような感触もあるため、挽くときに疲れてしまうという方もいるかもしれません。
粒度分布はそこそこ、微粉はやや多め
まずは粒度分布について、少し説明を加えておきましょう。
粒度分布とは、挽いたコーヒー粉の「粒の大きさのばらつき」のことです。
この「ばらつき」がなければないほど、コーヒーをおいしく抽出しやすくなります。
粒の大きさが均一だと、すべてのコーヒー粉から均等に抽出できるので、味が安定します!
また、コーヒー豆を挽いだ際に、極小の粒である「微粉」が出てくることがあります。
この微粉は、コーヒーのえぐ味につながるものなので、少ない方がよいです。
このHARIO コーヒーミル・セラミックスリムでは、粒度分布は「値段にしてはばらつきが少ない」という評価にとどまります。
微粉はそこそこ出ますので、よりおいしくいただきたい場合は対策が必要です。
微粉の対策は茶こしでできます。
私はダイソーで購入した茶こしを使用して、微粉を取り除いています。
微粉を茶こしで取り除き、残った大きいコーヒー粉を抽出に使うようにしましょう。
メンテナンス方法|やはり簡単!
メンテナンス方法は何度も申しています通り、「丸洗い」です!
丸洗いの際は、新品の歯ブラシを用意しておくと便利です。
まずは分解していきます。
分解し終えた図がこちら。
あとは水洗いしていきます。
コーヒー粉が溝に多く残る臼などは、歯ブラシを使って洗いましょう。
HARIO コーヒーミル・セラミックスリムはこんな人におすすめ!
以下にあてはまる人には、この「HARIO コーヒーミル・セラミックスリム」がおすすめです!
- コーヒーを淹れ始めて最初のコーヒーミルを購入する
- 安くてそこそこの性能のコーヒーミルが欲しい
- メンテナンスが簡単なコーヒーミルを探している
逆に、次のような方にはおすすめできません。
- 味にこだわってコーヒーを始めたい
- 豆を挽くときに苦労しないコーヒーミルを探している
レビューまとめ:コーヒー初心者には十分満足な一本!
私も初めてのコーヒーミルとしてこの「HARIO コーヒーミル・セラミックスリム」を購入しましたが、
大満足の使用感です!
しかし今後、コーヒーの味にこだわっていくとなると少し高価なものに変えようかなとも思っています。
まだ、コーヒー豆からコーヒーを淹れたことがないよ!という方、
ぜひこのコーヒーミルを購入し、豆から飲むコーヒーのおいしさを味わってください!
追記
コーヒー豆には焼き加減というものがあります。
焼くことを「ロースト」または「焙煎(ばいせん)」といい、少しローストしたものを「浅煎り(あさいり)」、強くローストしたものを「深煎り」、その間を「中煎り」といいます。
焼けば焼くほどコーヒー豆はからっからになり、コーヒーミルで簡単に粉砕しやすくなるのですが…
HARIO コーヒーミル・セラミックスリムで浅煎りのお豆を挽いたところ、硬すぎて挽き終えるのに30分くらいかかりました…(笑)
浅煎りのお豆が好きな人はかなり粗目に挽くか、購入を控えた方がいいかもしれません。
中煎り、深煎りが好きな人は問題なく挽けると思いますので、ぜひ購入を検討してみてください!